壱葉竹鶴小説集

以前、小説を書いていたので、もう一度そのこころを思い出して書いていこうと思います。

可愛い紐

1 あげたぞうりの鼻緒をはき良いようにひっぱって伸ばしている香代の丸まった背を見ていると、おばさんが香代の落としたおはじきを探していた背を思い出した。 遊ぶわけでもないのに、綺麗だからと巾着に入れて持ち歩いていたのを開いて見ようとして落とした…